KANS PLANNING

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Selection施工業者選定

■ ハウスメーカー

そもそもハウスメーカーとはなんでしょう。
それは、住宅を一つの商品としてとらえ、カタログで販売する会社です。
基本的な考えかたは、車や電気製品のそれとあまり大差ありません。

客の希望を聞いてものを揃えるのではなく、会社が売りたいもの(売れるもの)を大量に揃えているのです。
勿論全く希望を受け付けないわけではありません。
オプションの範囲で対応してくれます。

建築という分野は普通のお客さんにとって、あまりにも解りにくいものだったので、
昔は大工さんに全部まかせてあまり口を出さないようなものでした。
そこに目を付けたハウスメーカーの前身が、もっと住宅建築を解りやすいものにして
売りやすくすることを目的に、モデルハウスを創ったのです。
これは日本特有の住宅建築形態です。
今では、戸建住宅建築の分野ではハウスメーカーで建てるのが主流になってきています。



■ 工務店

普通、工務店はハウスメーカーと違い、契約前から営業担当と設計担当が同行して打ち合わせをする場合が多いです。
これは工務店の良いところの一つでしょう。

逆に言えば工務店の場合、ゼロから話を聞いて積み上げていくやりかたなので、
普通の営業担当では、対応しきれないのです。
しかし、お客さんにとっては、設計担当が同行した打ち合わせのほうが、
より希望に沿ったプランができる可能性があります。
(ハウスメーカーの場合プランまでは、営業がやってることが多いので、後で設計上の問題がよくおきます)
そして、プランが決まって、基本設計をつくります。
それをお客さんに確認してから、見積もりにかかります。

ですから通常、見積もりが出るまで早くとも1ヶ月程度かかります。
見積もりが納得いけば初めて契約です。
ハウスメーカーの場合と随分違いますね。
ハウスメーカーにはへたすれば、プランや見積もりは仮契約をしないと
出さないなんて傲慢な会社もあります。(勿論、どこでもそうではありません)
その点、工務店は見積もり書自体何十ページにも及ぶ詳しいものを作ってきてくれます。
仕様書もそうです。そこまでしなければ、工務店側も怖いのです。

ハウスメーカーと違い一戸一戸違うものですから、きちんと材料を拾い出してからでないと、見積もれないのです。
これはお客さんにとっても確認ができるので、大変良いことですね。
ハウスメーカーに比べて、トラブルになる率もかなり低いようです。

ごく一部の会社を除いて全般的に、 "勉強不足 "が否めません。
設計やデザイン、工法、材料等々です。
特にデザインに関しては、”何のための自由設計なの?”と言いたくなるほどです。
けして奇をてらった設計がいいというわけではありませんが、どこも同じような
10年も前からあるようなデザインしかできないのかとがっかりします。

それから、施工に関していえば、ハウスメーカーのようなシステムができていないところがほとんどなので、
仕上がりにムラが出やすいように思います。
現場の担当者次第というところでしょうか・・・。
勿論、会社の規模も人材も大きく違うのでしょうが、ハウスメーカーの企画力を少し見習わなければいけませんね。
せめて1~2年遅れくらいで・・・。
それでも私個人としては、工務店に頑張って欲しいと思っています。



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